

屋根の勾配について
本日は屋根の勾配についてお話したいと思います。
日本の屋根は、基本的に3から4寸勾配の住宅が多いです。なぜか??
6寸勾配以上ですと労働安全衛生法により改修工事(屋根塗装など)屋根足場が義務づけられています。よって改修工事の時メンテナンス費用が上がってしまう為あまり急勾配の住宅が少ないのです。
そのほかに2寸勾配以下ですと、屋根材自体のメーカー保証が付かない場合があります。(10年保証)なぜか??勾配が無いと雨漏りの原因になるからです。ですので3から4寸勾配のお宅が多いいのです。
日本住宅の優れた屋根の種類
日本住宅には、数々の屋根があります。屋根の役割としては、家屋を雨から守ると言った重大な使命があります。
屋根の種類
寄棟・入母屋・片流れ・切妻といった種類の屋根があります。
属板葺屋根 逆に縦目を密着させすぎると、毛細管現象によってかえって雨漏りを起こしやすくなります。
屋根の頂点を棟といいます。
屋根と屋根の重なり部分は、谷樋・谷といいます。構造上複雑になり、雨水が集中する為、特に雨仕舞の弱点になります。
我が日本の木造住宅について
日本住宅には、大まかに②通りの工法があります。
① 在来工法(在来木造軸組み工法)は、我が国の伝統的軸組工法の流れを受けるもので、木材で土台棚 柱 胴差 梁などの主要な部材を組立てて作る架構式の構造形式です。日本で最も多く建てられている工法で一般のオープン工法です。
② 枠組壁工法(木造枠組壁工法)は、アメリカ・カナダなどで一般的に用いられている構造形式であり我が国では、ツーバイ法とも呼ばれております。在来工法が架構式であるのに対して、枠組壁工法は、2X4材を浅に合板に張る形式で床枠組み・壁枠組み・屋根枠組みを一体に組み立てる一種の組み立てパネル式構造で一般的にオープン工法です。
外壁・屋根 雨漏り診断の基本
① 現状を的確に把握する。
② 多くの仮説を立てる。
③ 冷静な観察をする。
④ 問診を徹底する。
⑤ 水は、上から下に流れる。
建物の構造によって、雨漏りの原因も違ってきます。
例えば、鉄筋コンクート(RC造)や鉄骨(S造)当然のことですが、雨漏りのメカニズムも違ってきます。
自分自身が先入観を持たないことと同時に、相手の説明が先入観に基づていないかを注意して観察する必要があります。
多くの仮説 冷静な観察 問診を徹底する 現状を的確に把握する
そして最後に水は、上から下絵流れる。
可能性が低くても排除してはいけないなぜならば、鯨飲の候補から排除するのと優先順位で後回しにすることでは、まったくといって意味が全然違ってくる。
建物の構造(動き)
建物には、振動・地震や風などで揺れなどの動きがでます。建物の構造上その動きを緩める必要があります。
緩める働きをしてくれるのが、目地いうものです。その名を【ワーキングジョイント】といいます。
そのほかにも、動きの生じない部位に施工する目地を【ノンワーキングジョイント】と言います。



