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モルタル住宅
本日のテーマは、モルタル住宅
砂(細骨材)とセメントと水を練り合わせたものになります。(これに砂利(粗骨材)が加わるとコンクリートに変わります)
現在、外壁の主流となっているサイディングボードは455×3030mmのボードで外壁を作り上げるため、直線的な仕上げしか出来ないのに対し、モルタルの場合は砂(細骨材)とセメントと水を練り合わせた物を塗付て外壁を作り上げるため、非常にデザインの自由性に優れ、思い通りの目地を入れたり、R形状の外壁や、アーチを架けたり、タイルを貼り付けたりと、さまざまな形状の外壁を作ることが出来ます。
サイディングボードは工場出荷時に塗装を行っているため現場での塗装は行わないのに対し、モルタルの場合は仕上げには塗装が必要になります。 しかし、仕上げを行う塗装の種類が非常に豊富であるため、仕上げ方によってさまざまな風合いを作り上げることが出来ます。
ただし、工場生産(製造~仕上)のサイディングボードに比べ、モルタルの場合は全ての工程を現場で施工するため作業者によって品質にムラが出来やすく、強度や耐久性・仕上げ塗装の性能等に後々問題が生じるなど、一定の品質を保つには最善の注意が必要になります。 このようなことから、意匠性に優れるモルタルではありますが、何らかの不具合(ひび割れ、漏水、浮き、塗膜剥離等)が起こるリスクは、サイディングボードよりも少々高くなってしまいます。
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