施工のきっかけ
「強い風が吹くたびに、屋根のてっぺんあたりの板金がパタパタと音を立てている気がして不安。トタン屋根全体の色あせや赤サビも目立ってきたので、台風で飛ばされる前にしっかりと板金を固定して、全体を塗り直したい」とご相談をいただいた平塚市のO様。 現地調査にお伺いしたところ、トタン屋根の表面は紫外線の影響で保護塗膜が完全に失われて塗料のツヤがなくなり、一部で赤サビが発生し始めている状態でした。さらに、屋根のてっぺんにある「棟板金」を留めている釘が経年変化の揺れで抜けかけており、強風で煽られるといつ吹き飛ばされてもおかしくない非常に危険な状態でした。
そこで今回は、塗装前の「板金工事」によって下地の強度を根本から復元し、抜けかけた釘の打ち直しや板金の交換・補修を実施。その上で、トタンなどの金属屋根と抜群の相性を誇る関西ペイントの「ヤネMシリコン」を塗装し、美観と防水性、耐風性を兼ね備えた屋根へと生まれ変わらせるリフレッシュを実施いたしました。
施工内容
屋根板金工事(棟板金補修・釘打ち直し等)+屋根シリコン塗装
破風板、雨樋等各種付帯部塗装
使用材料:関西ペイント株式会社 ヤネMシリコン
ご提案の判断理由
本物件は「トタン自体のサビの進行を食い止めること」と「風で煽られている板金の物理的な補強」の2点を同時に解決する必要がありました。
トタン屋根のメンテナンスにおいて、板金の固定が甘いまま上からペンキだけを塗ってしまうのは最もやってはいけない不完全な施工(デメリット)です。表面は綺麗に見えても、次の台風で板金ごと飛ばされてしまっては元も子もありません。 そのため、塗装作業に入る前にまず「板金工事」で屋根の骨組みに対する固定力を新品同様に戻すことが最優先と判断しました。その上で、防サビ効果が高く、金属特有の熱伸縮にも耐えられる粘り強い塗膜を作る「ヤネMシリコン」をご提案いたしました。
施工ビフォー アフター
赤サビが浮き出て色あせていたトタン屋根が、ヤネMシリコン特有の美しい艶と深みのある色彩を取り戻しました。防サビプライマー(下塗り)とシリコン上塗りの強固な層がトタン表面を覆い、水分や酸素の接触を完全に遮断します。


解決へのストーリー:相馬工業のこだわり施工
- 下地処理のこだわり:サビを落とし塗料の食いつきを高める「手作業のケレン」 トタン塗装の寿命の8割は、塗る前の「ケレン(サビ落とし・目荒らし)」で決まります。サビの上からいくら良い塗料を塗っても、サビごと塗膜がペリペリと剥がれてしまうからです。相馬工業の職人は、マジックロンや金タワシを使い、トタンの目にあわせて手作業でゴシゴシと表面の赤サビや古い塗膜を削り落としました。あえて細かな傷をつけることで、次に塗る防サビ塗料が金属表面に強力に食いつくよう下地を作り込んでいます。
- 板金工事のこだわり:強風に負けない下地木材の調整と釘止め トタン屋根の板金補修では、留め具の打ち方が命です。職人が抜けかけていた古い鉄釘を抜き取り、より抜けにくい「ステンレススクリュー釘」や「ビス」に変更してしっかりと固定。さらに、板金どうしの継ぎ目(重なり部分)には防水シーリングを挟み込むことで、飛来物や強風で煽られてもビクともしない強固な屋根構造へと補強しました。
- 塗装のこだわり:トタンの伸縮に追従する「ヤネMシリコン」の均一塗り 金属屋根は、夏場の太陽光で非常に高温になり、冬場は冷やされるため、日々わずかに伸び縮みを繰り返しています。硬すぎる塗料ではこの伸縮に耐えられず、塗膜にひびが入ってしまいます。ヤネMシリコンは優れた塗膜の柔軟性と耐候性を持ち、トタンの動きにしなやかに追従。職人がローラーの手応えで厚みを確認しながら均一に3回塗り重ね、長期間サビを発生させない密着バリアを形成しました。
屋根工事:


付帯部のこだわり:屋根の仕上がりにあわせたトータル塗装
屋根の板金補修と塗装にあわせて、破風板や軒天、雨樋などの付帯部もきれいにケレンを行いました。耐久性の高い2液ウレタン等を使用し、細部まで手塗りで隙間なく仕上げることで、お住まい全体の耐久性と美観のバランスを統一させています。
お客様の声
「風が吹くたびに屋根から音がしていて『次の台風で飛ばされたらどうしよう』と夜も眠れないほど不安でしたが、相馬工業さんにしっかり板金を直してもらい、サビだらけだったトタンも見違えるように綺麗になって本当に安心しました。職人さんが『ケレン作業でここまでサビを落としましたよ』と写真で見せてくれたので、すごく誠実な会社だなと感じました。」
定期的なメンテナンスで長く安心して住み続けられる家に‼️
「塗って終わり、直して終わり」にしない。それが相馬工業のプライドです 私たちは、工事の完了を「ゴール」ではなく、お客様との「本当のお付き合いの始まり」だと考えています。
リフォーム直後が綺麗なのは、プロとして当たり前のこと。 大切なのは、5年、10年と経った時に「あの時、板金からしっかり相馬工業に頼んで本当に良かった」と実感していただけることです。過酷な風雨や直射日光に晒され続けるトタン屋根だからこそ、私たちは引き渡し後の定期的な点検を欠かしません。
平塚に根ざして49年。顔が見える安心を、次世代まで。 大きな地震や、近年激しさを増す台風の後、「うちの屋根の板金は大丈夫かな?」と不安になった時、すぐに駆けつけられる距離に私たちがいます。地域密着だからこそ、お電話一本でフットワーク軽くお伺いし、お住まいの状態を正しく診断します。
家族の歴史を刻む大切な場所を、次世代まで健やかに引き継ぐお手伝いをさせてください。平塚で49年、熟練職人の技術と誠実な姿勢で、私たちはこれからも皆様の「一番身近な住まいの主治医」であり続けます。








