ここ最近、朝晩が涼しくなる日が続いていますよね。
急に寒くなったと思ったら、夜にガスが付かない、給湯器が付かなくなったということがあります。
急に寒くなったときにガスが止まる主な理由は、ガスメーターの安全装置が作動するためです。今回はそのことについてご紹介してまいります。
A:急な寒さでガスが止まる理由
①ガスメーターの「C遮断」機能 ガスメーターに【ガス止】とCの表示が付く
- ガスメーター(マイコンメーター)は、急激なガス使用量の増加を「異常」と判断し、自動的にガスを遮断します。
- 寒くなると水温が下がり、給湯器がより多くのガスを使ってお湯を沸かすため、使用量が一気に増加します。
- 暖かい日には使わないガスストーブを冬に急に使い始めると、メーターが「異常」と誤認することがあります。
②ガスメーターの学習機能が追いつかない
- メーターは日々の使用量を学習していますが、急激な変化には対応しきれず遮断することがあります。
- これはガス漏れなどの危険を防ぐための安全機能です。
③凍結や長時間使用による遮断
- 寒波によって配管が凍結したり、長時間ガスを使い続けることで遮断されるケースもあります。
- コンロや給湯器、ガスストーブを同時に長時間使うと、ガス流量が限界を超えることがあります。
B:対処方法(復帰手順)
①すべてのガス栓を閉める
②ガスメーターの復帰ボタンを3秒ほど長押し
③15秒ほど待って「ガス止」の表示が消えるか確認
※復帰しない場合はガス会社へ連絡を。
このような遮断は故障ではなく、安全のための一時的な停止です。寒くなる前にガスストーブなどの試運転をしておくと、急な遮断を防げることもあります。急なガスのトラブルについても相馬工業までご連絡ください。








