前回はエコキュートのメリットとデメリットについてご紹介しました。今回はエコキュートの設置が難しい場所、注意が必要な場所をご紹介してまいります。
設置が難しい・注意が必要な場所
①狭小地(スペースが狭い場所):貯湯タンクとヒートポンプユニットの設置に十分なスペースが必要。最低でも周囲に30〜50cmの作業スペースが推奨されます。
②地盤が弱い場所:重量のある貯湯タンクを支えるため、しっかりしたコンクリート基礎が必要。地盤が弱いと傾きや倒壊のリスクがあります。
③マンションなど集合住宅:屋外設置スペースが確保できない場合が多く、管理規約や構造上の制約で設置できないことがあります。
④井戸水・地下水を使用している地域:水質によっては配管や機器に悪影響を与えるため、メーカーが推奨していない場合があります。
⑤寒冷地(北海道など):外気温が低すぎるとヒートポンプの効率が下がり、凍結リスクも。寒冷地仕様の機種や屋内設置が必要になることがあります。
⑥海沿いの地域:塩害によって機器の腐食が早まる可能性があるため、防錆対策が必要です。
⑦寝室の近くや隣家の窓付近:ヒートポンプの運転音が気になることがあり、騒音トラブルの原因になることがあります。
⑧水回りから遠い場所(15m以上):給湯までに時間がかかり、効率が悪くなる。配管の保温対策も必要です。
以上の通り上げましたが、中には対策のできる場所もありますので、ぜひ設置を検討している場所がありましたら、相馬工業までご相談下さい!
    







