昨日は「シロアリ点検と対策」についてご紹介してまいりました。今回は「シロアリが発生する原因」についてご紹介してまいります。
シロアリが発生する主な原因は「湿気」「腐朽した木材」「日陰や通気不足」「廃材の放置」など、シロアリが好む環境が整うことです。 特に日本の住宅では床下や水回りが要注意ポイントになります。
A:シロアリが発生する原因
- 湿気が強い環境
シロアリは乾燥に弱く、水分を好みます。床下や浴室周り、結露が多い場所は特に危険。 - 木材の腐朽やカビ
腐った木材やカビが発生している場所はシロアリの格好の餌場になります。 - 日陰・通気不足
光が当たらず風通しが悪い場所は湿度が高まり、シロアリが活動しやすい環境になります。 - 廃材やゴミの放置
家の周囲に木材や段ボールなどを放置すると、シロアリが巣を作る原因になります。 - 住宅構造の問題
断熱材の落下や基礎断熱、床下の高さ不足など、現代住宅特有の構造がシロアリの隠れ家になりやすい。
B:リスクと注意点
- シロアリ被害を放置すると建物の耐震性が低下し、最悪の場合は倒壊の危険があります。
- 大量発生は「床下や周囲に大きな巣がある」サインであり、早急な駆除が必要です。
- 「掃除不足が原因」「芝生が原因」などの誤解も多いですが、本当の原因は湿気と木材環境です。
まとめ
シロアリは 湿った木材+暗くて通気の悪い環境 を好みます。
床下や水回りの湿気対策、廃材の整理、通気性の改善が予防の基本です。
もし羽アリや蟻道を見つけたら、それはすでに巣があるサイン。早めに専門業者へ相談することが重要です。シロアリについてのご相談もぜひ相馬工業までご連絡下さい。









