昨日は床暖房の設置日数についてご紹介しました。今回は床暖房を設置するメリットとデメリットについご紹介してまいります。
床暖房のメリットは「快適さと空気の清潔さ」、デメリットは「初期費用と即暖性の弱さ」です。ライフスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
A:床暖房のメリット
- 足元からじんわり暖まる快適さ
冬の朝でも裸足で歩けるほど快適。冷え性の方や小さなお子さんにも好評です。 - 部屋全体がムラなく暖まる
放射熱で床全体が均一に暖まり、エアコンのように空気が偏ることがありません。 - 空気が乾燥しにくい・ホコリが舞いにくい
風を出さないため、肌や喉の乾燥を防ぎ、アレルギー対策にも有効です。 - 見た目がすっきり・掃除がラク
床下に設置されるため、暖房器具の出し入れ不要で部屋が広く使えます。 - ダニ・ハウスダストの抑制効果
空気循環が少ないことで、ダニの繁殖やホコリの舞い上がりを抑えられます。
B:床暖房のデメリット
- 初期費用が高い
特に温水式は配管工事や熱源機の設置が必要で、導入コストが高くなりがちです。 - すぐには暖まらない
予熱が必要で、即暖性はエアコンやファンヒーターに劣ります。 - 電気代・光熱費が上がる可能性
電気式はランニングコストが高く、オール電化住宅では電気代が増えることも。 - メンテナンスや故障リスク
床下に設置されているため、故障時の修理が手間になる場合があります。
C:どんな人におすすめ?
- 冷え性で足元の寒さが気になる方
- 小さなお子さんやアレルギー体質の家族がいる家庭
- 見た目や掃除のしやすさを重視する方
- 長時間家にいることが多く、じっくり暖めたい方
必要かどうかは、生活スタイルや予算、設置環境によって変わります。もし迷っているなら、電気式と温水式の違いや、設置場所の条件をもう少し詳しく見てみるのもおすすめです。
リフォームについてのご相談もぜひ相馬工業までご連絡下さい。








