普段は設定温度や時刻が表示される給湯器のリモコンですが、突然3桁や4桁の数字が表れる事があります。これはエラーコードと言い機器に異常が発生した際にリモコンなどに表示される番号で、トラブルの原因を特定する手がかりになります。今回は代表的なエラーコードの例とその意味・対処法を紹介します。
もちろんです!給湯器のエラーコードは、機器に異常が発生した際にリモコンなどに表示される番号で、トラブルの原因を特定する手がかりになります。以下に代表的なエラーコードの例とその意味・対処法を紹介します。
給湯器の代表的なエラーコードと解説
①点火・失火系エラー
- エラーコード:111(リンナイ)/710(ノーリツ)
- 意味:点火不良。ガスが供給されているのに火がつかない。
- 原因:ガス栓が閉まっている、ガスメーターの遮断、電池切れなど。
- 対処法:ガス栓を確認し、メーターの復帰操作を行う。改善しない場合は業者に相談。
②過熱・高温系エラー
- エラーコード:121(リンナイ)/632(ノーリツ)
- 意味:過熱防止装置が作動。
- 原因:熱交換器の異常、センサーの故障。
- 対処法:一度電源を切って再起動。繰り返す場合は修理が必要。
③水圧・水量系エラー
- エラーコード:101(リンナイ)/611(ノーリツ)
- 意味:給水不足や水圧異常。
- 原因:水道の元栓が閉まっている、フィルターの詰まり。
- 対処法:水道の元栓を確認し、フィルターを掃除。
④メンテナンス・寿命系エラー
- エラーコード:888(多くのメーカー共通)
- 意味:点検時期の通知。
- 原因:使用年数が10年を超えたなど。
- 対処法:すぐに故障ではないが、点検・交換の検討を。
各メーカー(リンナイ、ノーリツ、パロマ、パーパスなど)でエラーコードの番号や意味が異なるため、取扱説明書やメーカー公式サイトで確認するのが確実です。エラーコードが出たら、慌てずその数字を控え、ガス会社またはメーカーに問い合わせをしてみましょう。エラーコードについても相馬工業で対応できるものもありますので、ぜひお問合せ下さい。








