外壁塗装をする際、お客様より臭気や塗料の安全性について、心配されるケースをよく耳にします。どうしても塗料は危険という印象がまだあるようです。今回は外壁塗料の安全性についてご紹介してまいります。
外壁塗料の安全性は、技術の進化と環境への配慮により大きく向上しています。以下のような点が挙げられます。
1.有害物質の削減
・昔の塗料には鉛や有機溶剤が含まれていましたが、現在ではこれらを含まない塗料が主流となっています。
・特に低VOC（揮発性有機化合物）塗料や水性塗料が開発され、人体や環境への影響が軽減されています。
2.環境配慮型塗料の普及
・光触媒塗料や自己修復塗料など、環境に優しい次世代塗料が登場しています。
・これらの塗料は、汚れを分解したり、傷を自動的に修復する機能を持ち、メンテナンスの頻度を減らすことができます。
3.安全基準の強化
・日本ではF☆☆☆☆（エフフォースター）基準が導入され、放散量が最も少ない塗料が選ばれるようになっています。
4.施工時の安全性向上
・塗料の改良により、施工時の臭気や有害物質の発生が抑えられ、作業者や住民への影響が軽減されています。
これらの進化により、外壁塗料はより安全で環境に優しいものへと変わっています。外壁塗装をお考えの方で安全性を気になっている方はどうぞご安心ください。
