
屋根塗装の見積もりに入っているタスペーサーって何?|相馬工業スタッフブログ
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スレート屋根の塗装を依頼した際にの見積りの中に、「タスペーサー」という聞きなれない言葉が記載されます。
このタスペーサーとはスレート屋根の塗装時に使用される「縁切り部材」のことです。スレート屋根は、薄い板状の屋根材を重ねて葺く工法です。この重なり部分(重ね合わせ部分)を「縁切り部」と呼びます。タスペーサーは、この縁切り部に挿入することで、塗装後も屋根材同士の間に隙間を確保し、雨水の排水路を確保する役割があります。
もしこの「タスペーサー」が見積りに入っておらず、使用しなかった場合は以下のような問題が発生することがあります。
1.塗料のムラ:
タスペーサーを使わずに塗装を行うと、屋根材の間に塗料が均一に行き渡らず、ムラが生じることがあります。これにより、見た目が悪くなったり、塗装の耐久性が低下したりする可能性があります。
2.:水分のたまり:
タスペーサーを使用ししないと、屋根材の間に塗料が詰まってしまい、水分が溜まりやすくなります。これにより、屋根材が腐食したり、カビが発生したり、雨漏りの原因にもなることがあります。
3.通気性の低下:
タスペーサーを使わないと屋根材の通気性が確保できず、熱や湿気がこもりやすくなります。これにより、屋根材の劣化が早まり、内部の温度や湿度のバランスが崩れることがあります。
4.メンテナンスの困難:
タスペーサーを使用しないと、後々メンテナンスが難しくなることがあります。特に、再塗装や修理の際に、塗料が詰まっていると作業がスムーズに進まないことがあります。
タスペーサーを使用することで、これらの問題を防ぎ、塗装の仕上げや耐久性を向上させることができます。屋根塗装を行う際は、適切なタスペーサーを使用することが大切です。
マックスバリュ平塚河内店内にある、相馬工業ショールームは屋根塗装についてお気軽にご相談頂けるスペースがございます。専門スタッフが屋根の模型で屋根塗装についての説明や、今回ご紹介しましたタスペーサーについても実物をご覧頂きながらご説明させて頂きます。
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