ヒートショック対策のリフォームとして挙げられるのが「高断熱浴室ユニットバス」です。浴室をリフォームすることによりヒートショックを防ぐことになります。今回は「高断熱浴室ユニットバス」の機能についてご紹介してまいります。
高断熱浴室ユニットバスは、浴室全体の温度を保ち、ヒートショックや光熱費の対策に効果的です。断熱浴槽・断熱壁・断熱天井・保温フタなどが標準装備されている製品が増えています。
以下に、2025年時点で注目されている高断熱浴室ユニットバスの主な機能をまとめました:
A:高断熱浴室ユニットバスの主な機能
- 断熱浴槽(高断熱構造)
- 浴槽の外側に断熱材を施し、お湯の温度低下を抑制。
- 例:LIXILの「サーモバスS」は4時間後でも温度低下が約2.5℃以内。
- 断熱フタ(保温フタ)
- 浴槽にフタをすることで、湯温の保持力をさらに強化。
- 追い焚きの回数が減り、省エネ効果が高い。
- 断熱壁・断熱天井
- 外気の影響を受けにくく、浴室全体の温度を安定化。
- 「まるごと保温」仕様では、浴室全体を断熱材で包むことが可能。
- 床断熱・ほっカラリ床(TOTO)
- 柔らかく暖かい床材で、冬場でも足元が冷えにくい。
- 水はけも良く、カビ対策にも有効。
- 時間差入浴対応(ハウステック)
- 家族が時間差で入浴しても湯温が保たれる設計。
- 賃貸住宅向けにも導入が進んでいる。
- 省エネ・光熱費削減
- 断熱性能により追い焚き回数が減り、ガス代・電気代の節約に。
- CO₂排出量の削減にも貢献。
B:人気メーカーとモデル(2025年)
TOTO「シンラ・サザナ」 特徴:肩楽湯・腰楽湯・ほっカラリ床
LIXIL「スパージュ・リデア」 特徴:サーモバスS・断熱壁・くるりんポイ排水口
タカラスタンダード「グランスパ・プレデンシア」特徴:ホーロー素材と断熱材の融合
クリナップ「アクリアバス」 特徴:浴室全体の保温性に優れる
高断熱ユニットバスは、ヒートショック対策だけでなく、快適性・省エネ・掃除のしやすさなど多方面でメリットがあります。浴室改修工事についてのお問い合わせもぜひ相馬工業までご連絡ください。








